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ヤマト、3月分宅急便の単価上昇で増収増益

2015/05/01

ヤマトホールディングスが4月30日に発表した3月期決算は、営業利益が9.3%増の689億4,700万円となった。

主力のデリバリー事業では取扱数量が伸び悩んだものの、適正料金収受施策を進めた結果、宅急便の単価が上昇して増収を確保。宅急便は16億2,200万個(2.6%減)、クロネコメール便は19億100万冊(8.8%減)を記録した。

4月1日からメール便代替サービスとして「クロネコDM便」を発売したほか、成長する通販市場のニーズに対応し、小さな荷物を手軽に送ることができる「宅急便コンパクト」と「ネコポス」の2サービスの取り扱いも開始。今期は売上高1兆4,300億円(2.4%増)、営業利益720億円(4.4%増)、経常利益730億円(3%増)、最終利益430億円(14.6%増)を見込む。

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