2015/03/18

ヤマト運輸(株)とスマートフォン向けフリーマーケットアプリ事業を展開する(株)メルカリは3月17日、システム連携により新サービスを4月1日から開始すると発表した。

まずメルカリが運賃の一部を負担することで、全国一律の料金を提供する。出品者は、購入成立後に発行されるQRコードを使えば、ヤマト運輸直営店の店頭端末「ネコピット」で送り状を印字でき、手書きをする手間が無くなる。また、送料については、販売金から販売手数料と一緒に差し引かれるので、送料の決済がメルカリのアプリ上で完結する。

このサービスではヤマト運輸がメール便に代わって導入した「ネコポス」が利用可能。ネコポスは通常、法人・個人事業者向けのサービスとなっているが、メルカリの取引では誰でも利用できるようにする。

今後は発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送の受付ができるようにする。また、ヤマト運輸セールスドライバーによる集荷に対応していく予定。住所などの個人情報を開示せずに、メルカリでの配送手配だけで荷物が送れる匿名配送サービスも提供予定。

●サービスの概要