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JR貨物、臨時列車126本を運行し年度末需要に対応

2015/02/16

日本貨物鉄道(株)(JR貨物)は2月12日、2014年度末に臨時列車を運転すると発表した。3月上旬から4月初旬にかけて、昨年比39本増の延べ126本の貨物列車を追加運転する。

JR貨物は増発の理由について、鉄道へのモーダルシフトの動きが継続して続いているのに加え、通常の年度末需要および引越荷物の需要の増加、さらにトラックドライバー不足の深刻化により、輸送需要が例年と比較し大きなものとなるとした。126本の追加運転により、輸送力は前年と比較して12フィートコンテナ換算で、3,675個増の1万2,115個となる。

また、これに併せて昨年度より実施しているコンテナ輸送枠を4週間前から確保しておく「先行申込」について、その対象範囲を拡大し、サービス向上を図る。現行では対象ルートを「直行輸送ルート」のみとし、設定ルート数を85、設定輸送枠数を12フィートコンテナ換算で1,400個としている。これを「中継輸送ルート」にも対象を拡大。設定ルート数は108に、定輸送枠数は12フィートコンテナ換算で1,900個にする。

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