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日通、「Sea&Rail九州ルート」販売開始

2021/08/03

日本通運(株)は8月2日から、国内複合一貫輸送サービスを拡充し、新たに「Sea&Rail九州ルート」の販売を開始した。 

「Sea&Rail九州ルート」は同社所有のRSVコンテナ(※)を使用し、同社九州航路の海上輸送と鉄道輸送を融合させた国内複合一貫輸送サービス。従来の「Sea&Rail北海道ルート」に新たに九州ルートを追加することでサービスエリアが拡大。輸送ルートを複線化し、環境にやさしく安定したサービスを提供する。

●Sea&Railサービスの特徴
・従来の「Sea&Rail北海道ルート」に九州ルートが加わり、太平洋側を北海道から九州までつなぐことで、輸送ルートの選択肢が増加
・脱炭素社会で求められる環境にやさしく安全な輸送サービスで、顧客のESG経営に貢献
・2024年労働法制変更に伴う労働力不足や、長距離運行が困難となることに対応した解決策として効果的
・異常気象等による自然災害発生時に、輸送ルートを複線化し、輸送障害区間の回避を可能とすることでBCP(事業継続)対策に有効
・貨物を積み替えることなく、鉄道⇔海上間の輸送ルートを相互にシフト可能

※RSVコンテナ:日通開発による鉄道・内航船双方の輸送に対応した12ftハイブリッドコンテナ 
 2016年10月26日ニュースリリース:https://www.nittsu.co.jp/press/2016/20161028-1.html

●Sea&Railサービス全体図

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