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ヨーカドー7店舗でペットボトル回収の静脈システム導入

2014/09/29

(株)セブン&アイ・ホールディングスは、9月27日から10月中旬にかけ、トムラ・ジャパン(株)と共同で、関西・甲信越エリアのイトーヨーカドー7店舗に新しいペットボトル店頭回収・リサイクルシステムを導入する。

導入対象店舗は六地蔵店・東大阪店・奈良店・津久野店・アリオ八尾・アリオ鳳・甲府昭和店(津久野店は10月中旬開始予定)。

ペットボトルの店頭回収には自動回収機を使用し、回収した資源を効率よく運び、国内でリサイクルするもので、導入開始は2012年、既にセブン&アイグループの関東エリアを中心に228店舗(イトーヨーカドー109店舗)に設置済みだ。

資源回収にはトムラ・ジャパン社製のペットボトル自動回収機を使用。ペットボトルを投入すると、電子マネー「nanaco」のポイントに交換可能なリサイクルポイントが貯まる仕組み。

自動回収機に投入されたペットボトルは、機械の中で自動的に選別・圧縮され、体積は約3分の1に減容。店頭回収量が多い店舗の作業負担や保管スペースの軽減、店舗からリサイクル工場まで輸送効率化に大きく貢献する。

今回新たな試みとして、導入7店舗のうち5店舗で古紙回収機をセットとした。回収機に投入された新聞・雑誌などの古紙は、国内リサイクルルートを通じて再生紙などに生まれ変わる。

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