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佐川急便、三菱重工業造船部門に資材管理システム導入

2016/12/12

佐川急便(株)は12月12日、三菱重工業(株)の造船部門において資材管理システムを導入し効率的な部品供給を実現したと発表した。

佐川急便では、顧客現場に最適な物流を提案するためにグループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL」を2014年4月に立ち上げた。チームは館内物流や工場内物流などにも積極的に取り組み効率的物流を提案、さまざまな業務を受託している。今回提供した資材管理システムもそのノウハウを結集し、最適なシステムを構築。タイムリーに、必要な分だけの部品の安定的供給を実現した。

従来、造船所の船内資材搬入は施工業者自身が行ってきたが、工事進捗など状況に合わせた資材搬入が困難であり、搬入効率化に課題があった。課題解消のためのシステム化にあたっては、造船所付近に点在する資材在庫の把握等の可視化を行い、最終的には船内の施工状況に合わせた資材搬入指示作成までをシステム化し関連企業の共有を目指した。

同システム構築により、作業現場ごとに「その日必要な資材が必要な数だけ搬入されるスキーム」を構築でき、作業スケジュール管理、資材在庫管理までが可視化され、全体スケジュール管理にも貢献している。

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