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全ト協、「緊急特別安全対策」を16日より実施

2014/09/17

全日本トラック協会(全ト協)は9月17日、事業用トラックの緊急特別安全対策を実施すると発表した。

交通事故の増加に加え、秋の全国交通安全運動への対応するとともに、年末の輸送繁忙期を視野に入れて実施する。都道府県トラック協会による緊急事故防止大会開催と安全決議(決意表明)を行い、死亡事故件数で新たな数値目標を設定する。

数値目標は事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を車両台数1万台当たり2.0件以下で、各都道府県(車籍別)の共通目標とする。

また緊急事故防止啓発カードを100万枚用意して、全ドライバーに配布する。セーフティドライバー・コンテストなど運転記録証明書を積極的に活用するように促すほか、厚生労働省による「労働災害の無い職場づくりに向けた緊急要請」を踏まえ、安全衛生活動の総点検を促進、トラックからの「墜落防止対策」「荷役作業の安全対策ガイドライン」の周知を徹底する。

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