2016/05/06

(株)エヌ･ティ･ティ・ロジスコ(NTTロジスコ)は、4月27～28日に物流センタ改善報告会を開催した。

同社では、サービス品質・生産性向上のため、日頃からトヨタ生産方式の手法をベースとした2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロール等の徹底に取り組んでおり、活動成果を年に2回報告している。今回は全国の物流センタ等から選抜された19チームが参加し、上位3チームの改善概要は以下の通り。

1位　平和島物流センタ：データロガー端末の導入による入荷検品の精度向上、作業手順書やチェックシートのブラッシュアップ、訓練道場の活用による品質向上等。

2位　千葉物流センタ：向け先毎に違う梱包仕様や表示項目をひと目で確認できるよう出荷指示書をオリジナルに統一、新規向け先追加の際に誰でも対応できるよう作業手順書を整備、品質向上等。

3位　埼玉物流センタ：メザニン上でも、従来の平置きではなくネステナを使用して段積み保管することにより 保管効率・作業効率が向上。保管荷量増加により新たな業務スペースを創出等。

今後は、今回評価された改善手法を全社に水平展開していくと共に、2S改善活動をLGPSとして進化・定着させ、改善活動をさらに推進、ローコスト・高品質サービスを提供していく。