[最新ニュース] 物流・3PL

山善、ヤマトシステム開発と三菱電機ロジに物流を委託

2016/03/24

(株)山善は3月23日、物流業務の更なる効率化を目的に同社グループの生産財の物流拠点の一つであるロジス東京(埼玉県さいたま市)を移転し、ヤマトシステム開発(株)と三菱電機ロジスティクス(株)をパートナーとして物流業務を委託し、3PL化すると発表した。

ロジス東京は、生産財の物流拠点として事業を展開していたが、大型商品や小型商品など取扱品目によって最適な立地や配送・保管方法などが異なるため、より効率的な運営方法を模索していた。また、ロジス東京は20年以上にわたり稼動していたため、老朽化も問題となっていました。そこで、これらの業務を物流事業において実績のあるヤマトシステム開発、三菱電機ロジスティクスをパートナーとして委託し、3PL化することにした。

既に大型商品などは三菱電機ロジスティクスをパートナーに、3月22日からロジス野田(千葉県野田市西三ケ尾340-13)に物流を委託しており、5月6日からは、小型商品などを対象にヤマトシステム開発をパートナーとして、新ロジス東京(東京都大田区東海4-5-18)で物流業務をスタートする。

今回の3PL化により、リードタイムの短縮やより専門性の高い業務の提供など、同社グループの目指す物流業務の付加価値化が図られる見込み。また新ロジス東京は、主要取引先が多く集中している地域にあり、トラックターミナルも近いため、より顧客ニーズに即した対応が可能となる。

●新ロジス東京(左)とロジス野田

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