RCC(RYUKEN マテリアルフロー研究センター)

先端MF研究会

  「先端MF研究会」は、昨今の急激な社会・経済環境変化に対応する物流/マテリアルフロー(MF)、ロジスティクスの課題解決に積極的に取り組むため、志ある関係者の集う交流・研鑚・研究の場として、RCCが設置するものです。

皆さんの話を聞くという受身の会ではなく、共に考え、研究を進める同志として、熱意ある参加メンバーを募って活動中で、新規研究会については、現在広く募集中です。

研究の成果は、流通研究社の物流・ロジスティクス専門誌・月刊「マテリアルフロー」での発表の他、セミナー・フォーラム等の開催等により、産業界や関係省庁に向けた提言を行うことを最終目標とする考えです。

各研究会の開催要領は下記の通りです。

  会期:毎年5月〜6月を1期として開催

年会費:10,000円(年間の会場費、資料コピー代等実費)を申し受けます

 

先端MF研究会は、本年で5年目を迎えます。
現在、7つの研究会が開かれています。各研究会には7~8人のメンバーが、テーマの下で活発に情報交流をすすめております。
また、研究会の活動成果として、内外に多くの評価をいただいております。

これらの研究会の内容は下記の通りです。

 

搬送機器研究会 

リーダー:泉田道夫(コマツゼネラルサービス)

これまで物流現場の搬送機はフォークリフトに代表されてきましたが、近年、現場の変化に伴って 多様な機器が使用され始めています。その一方、変化の定量的な把握、作業ごとの最適な搬送機器の選定基準も充分に議論しつくした環境にはありません。
そこで搬送機器研究会では、物流機器の運用の変化を含め、下記の研究を行っています。
1. 搬送機器の変化
2. 各搬送機器の特性
3. 作業ごとの最適な搬送機器

 

物流の中枢を担う"物流センター長"研究会  新規参加者募集中

発起人:真島 良雄(RCC所長・物流システムコンサルタント)、寺田智代司(RCC専門研究員)

情報化社会の到来と共に、企業間・グループ間競争は激化の一途を辿り、物流を取り巻く環境はますます厳しさを増し、企業活動にとって高度化・複雑化しながら進化し続ける物流への対応は一層重要な課題となっています。

今後、企業が注力しなければならない物流施策としては様々なものが考えられますが、わが国の労働力人口の減少(厚生労働省の推計によれば「わが国の 2030年の労働力人口は、06年の6657万人から約1000万人減少し5584万人になる」と報じられている)を考えますと、人材に関する施策、特に物流活動の要である物流センターを預かり、多くの人材を直接指揮する物流センター長の育成に係わる施策は、最重要施策の一つであると考えます。

そこで今般、表記の研究会を発足させ、実務者の衆知を結集してあらゆる角度から「物流の中枢を担う;"物流センター長"」について研究し、その成果をまとめたいと思います。
大勢の人材を指揮するマネジャーとしての能力、社内でのキャリア・ディベロップメントなどを含め物流センター長を立体的に研究したく考えています。

研究会構成人員は10名前後を予定していますので、業種・業態を超えて荷主企業、物流事業者、情報システム業者など多分野の方々、また物流担当部門のほか人事・労務など管理部門担当の方のご参加を歓迎します。

活発な議論を期待しており、単なる受身の参加はご遠慮いただきたく存じますので、ご理解ご賢察の上、参加ご希望についてはRCC事務局までご連絡を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

「物流システム構築計画マニュアル」作成研究会

リーダー:関  護((有)ロジスティクス総合研究所 代表取締役社長)

産業界を取り巻く大きな環境変化の中で、物流センターのシステム構築・改善を考える時、IT時代のSCMに対応できる物流ビジョンを確立し、IT装備されたシステム構築が不可欠となっています。そこでは部分最適ではなく、「全体や前後行程の関係を認識した上で潜在するニーズを把握し、その結果としてハードや情報システムの構成を立案する」事が必要と考えます。
そこで本研究会では、物流センターシステムに関連する基本的な設計容量及び留意点、並びに物流システム能力を満足させる運用能力の考え方を基本マニュアルとしてまとめ、広く物流にかかわる方達への羅針盤的手引書とする計画です。

【研究項目と基本スケジュール】
  1.物流システム構築に関する計画マニュアルの方向性の検討
  2.資料の収集及び整理
  3.マニュアル作成の方向性の見極め
  4.マニュアル作成作業

 

自動認識システム研究会

リーダー:齋藤 正宏(RCC専門研究員・Sロジスティス研究所代表・技術士)

本研究会は、次世代の自動認識技術として注目の集まるRFIDに焦点を当て、バーコード・2次元シンボルなど従来の自動認識技術と比較しつつ、物流・ロジスティクス・流通にわたるサプライチェーン分野におけるその現実的な導入に向けたシステム構築、応用の方途について研究しています。

従来のベンダー主導の取り組みとは一線を画し、本格普及期を控えてあくまでも実際にこれを使用するユーザー/システムイノベーターの立場に立ち、実践的な取組み課題をテーマとする予定です。研究項目としては、
 1.最新の技術動向から、RFIDには何が可能で何が不可能かを見極める
 2.実際に投資効果の得られるRFIDシステム構築の方途、RFIDに求められる条件
等があり、毎月のミーティングで関連情報の交換・調査研究、実施または実験中の現場の実地調査、ベンダー・団体からのヒアリングなどを行う考えです。

 

MHS(マテリアルハンドリング・システム)研究会  [第1期活動終了]

リーダー:山根 幹大(RCC専門研究員・山根技術士事務所代表(技術士 経営工学部門))

消費者起点のSCMが低成長時代の経営戦略の切り札として注目されるなか、情報のデマンドチェーンのインフラ整備とともに、補完関係にあるサプライチェーン、すなわちロジスティクスの効率化がクローズアップされています。

ロジスティクスはマテリアルハンドリング(MH)システムによって支えられており、いま新たな発展が期待されています。

そこで、本研究会はMHシステムに関する「ユーザーニーズ、基礎技術、機器の種類と活用、FA/DAシステム等」について、これからの方向を継続的に研究しその成果を適時公表して、産業界の発展に寄与していくことを目的とします。

 

物流センターのモデル化と業務プロセス研究会

リーダー:若林 澄治
((株)豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー 物流エンジニアリング営業部 東京エンジニアリング室 システ2G 担当課長)

SCMの中核となるべき、今日的な物流センターのモデル化と、物・情報のプロセスを、センターの性格、各業種や業態別に構造化し、ひいては物流センター構築に携わる方々にとって、指標となるべき資料をご提供することを目指す研究会です。
 1.量販店、CVSまど代表的な業態における物流センターのあり方
 2.ピッキングプロセスの標準化、作業工程の短縮化
を予定しています。

 

物流KPI(物流評価指標)研究会  [第1期活動終了]

リーダー:真島 良雄(RCC所長・物流システムコンサルタント)

最近産業界で物流パフォーマンスレベルの評価・比較に対するニーズがますます高まっています。米国の成功企業などが3PLの評価指標を活用し成果を挙げた 事例が報告されており、国内でも従来から提案されている例はありますが、まだ産業界で体系化された指標が共通に用いられる段階にはないと考えます。

そこで本研究会は、『社内・外における物流パフォーマンスレベルを評価・比較するための客観的かつ実践的な重点評価指標(KPI;Key Perfoemance Indicators)の体系化』をテーマに、調査研究を行おうというものです。具体的には、
1.物流評価指標と活用例の収集、研究(物流アウトソーシング先/3PLの評価、顧客サービス向上、SCM・経営・物流管理、施設・設備の有効活用、現場作業の改善および生産性指標と報酬との関係適正化、ABC、ABMなどへの活用など)
2.物流評価指標作成のベースとなるデータ収集・分析方法、情報システム・技術の調査・研究などを進めることにより、
3.「客観的かつ実践的な物流重点評価指標の体系」、「活用事例」および「データ収集・指標算出を支援する物流KPI支援情報システム」をアクティブに追求する計画です。

 

パレット研究会(パレットのリサイクル・安全と品質) [第1期活動終了]

リーダー:橋爪 文彦(RCC専門研究員)

本研究会では「パレットのリサイクル」(新製・修理復元・再資源化)に焦点を当て、京都議定書の発行に伴う環境保全面と企業側のコスト面を検討するとともに、フォークリフトトラックを中心とするパレット作業の安全性、商品の保護機能という視点を合わせて、「パレット品質のあり方」を研究する計画です。

 

実践的物流コスト問題研究会  [第1期活動終了]

リーダー:青木 香(RCC副所長/技術士「経営工学」コンサルタント)

物流現場の改善活動を推進するため、また商品としての物流サービスの採算性を評価する目的で、物流コストを精度良くかつ継続的に把握する制度は、ほとんどの企業で定着していないと、と言われています。

本研究会は、これまでの伝統的な計算手法を学習・研究すると共に、現場の作業特性を考慮し上記目的にかなう実践的なコスト計算法を探求することを目的とします。

 参加申し込み・お問い合わせはお問い合わせページよりお願いたします。