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GROUNDが大和ハウス工業と資本業務提携、10億円を資金調達

2017/06/27

GROUND(株)は6月26日、住宅および商業建築のリーディングカンパニーである大和ハウス工業(株)と資本業務提携契約を締結したと発表した。さらに大和ハウス工業を引受先とする第三者割当増資を行い、総額10億円の資金調達を実施した。

国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2016」によれば、2010年から2060年までの50年間で生産年齢人口の半減が予測されている一方、eコマース市場の拡大等により物流の取扱件数は年々増加し、物流業界では労働力不足が喫緊の課題となっている。

このような状況においてGROUNDは、今回の資本業務提携契約締結を通じ、大和ハウス工業が開発する先進的な物流施設と、大和ハウスグループ企業である(株)フレームワークス(※1)の開発による「倉庫管理システム」、さらにGROUNDが提供する物流ロボット「Butler(バトラー)」(※2)並びに人工知能を活用した「物流リソース最適化ソフトウェア「DyAS(ディアス)」(※3)を組み合わせた次世代型物流施設「Intelligent Logistics Center(略称:ILC)」を大和ハウスグループと共同で開発し、物流施設の飛躍的な生産性向上を実現していく。

※1.2016年6月、株式会社フレームワークスはGROUNDと資本業務提携締結済み
※2.インドのグレイオレンジ社が開発・製造。GROUNDは独占販売権を保有
※3.DyASはDynamic Allocation Systemの略称

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