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日通、グループ経営体制の変更を検討開始
日本通運(株)は12月20日、グループ経営体制の変更に関する検討を開始したと発表した。
●検討開始の経緯
物流事業を取り巻く環境は、労働力不足や働き方改革関連法案の成立、デジタルトランスフォーメーション(DX)等様々な変化への対応が急務であり、また海外においては競合であるメガフォワーダーがグローバル市場においてM&A等を駆使して急速な事業の拡大と寡占化を進めているなど、厳しい経営環境にある。このような経営環境の中、「日通グループ経営計画2023-非連続な成長“Dynamic Growth”」で掲げた長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」実現のため、グループ内資産の最大限の活用とグループ一気通貫のマネジメントの実現により、企業グループとしての価値の最大化を目指す必要があることから、純粋持株会社への移行も選択肢に含め、グループ経営体制とグループ本社の再構築を検討するとしている。
●目的
(1)グループ経営の強化
・企業グループとしての価値最大化を実現する経営体制の構築
・グループ一気通貫のマネジメントと全社事業の最適化の実現
(2)海外事業の更なる拡大を実現するグローバルガバナンス体制の強化
・成長領域である海外事業への更なる投資の実現
・海外事業の成長を支える統制機能の構築・強化
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