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マレーシア日通、日通グループ最大の海外倉庫を竣工

2020/03/10

日本通運(株)の現地法人、マレーシア日本通運(株)は3月9日、セランゴール州のシャーアラム工業地区に日通社グループの海外自社倉庫1棟の倉庫面積では最大となる多機能ロジスティクス倉庫「シャーアラムロジスティクスセンター」を竣工し、営業を開始した。

●シャーアラムロジスティクスセンターの特長
海外の自社倉庫として世界最大の倉庫で、消費地や国際港湾・空港に近い立地を活かし、VMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)、JIT(ジャスト・イン・タイム)納品等あらゆる物流ニーズに高品質・高機能なサービスで対応することが可能。
保税倉庫機能を有しており、非居住者在庫の保管が可能であり、アジア・中東のハブ拠点として活用。2030年には世界人口の4分の1を超えるといわれるムスリム人口の増加とグローバルハラール市場の拡大を見据え、ハラール認証を取得予定。併せて、同拠点内にトラックや貨物用コンテナの宗教洗浄エリアを完備。経営計画の「コア事業の成長戦略」において、重点産業として掲げる医薬品物流のネットワーク強化を図るため、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)の認証を取得予定。

●拠点概要
名称:マレーシア日本通運(株)シャーアラムロジスティクスセンター
(NIPPON EXPRESS(MALAYSIA)SDN.BHD. SHAH ALAM LOGISTICS CENTER)
住所:Lot72, Persiaran Jubli Perak, Seksyen22, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
構造:鉄筋コンクリート造、2階建て
敷地面積:5万9,183平方メートル
延床面積:6万3,421平方メートル
(内訳)
倉庫面積:49,879平方メートル(空調設備8,560平方メートル含む)
事務所:3,903平方メートル
庇部分他:9,639平方メートル
主要設備:高床ホーム、1・2階接車バース(ランプウェイ方式)、24時間警備、CCTV完備、非常用発電機、防塵フロア
営業開始日:2020年3月9日(月)

●「シャーアラムロジスティクスセンター」外観(上)、庫内の様子(下)

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