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メキシコ日通、自動車物流の需要増を見越し新倉庫建設

2020/01/10

日本通運(株)は1月9日、メキシコ現地法人のメキシコ日本通運(株)が12月18日にメキシコ・グアナファト州にあるコリナスアパセオ工業団地内で新倉庫建設の立柱式を執り行ったことを明らかにした。

メキシコ・グアナファト州は、自動車のセットメーカーのみならず、サプライヤーについても数多くの企業が進出しており、近隣のアグアスカリエンテス、ケレタロ、サンルイスポトシなどメキシコ中央高原(バヒオ地区)各州との合計では、約630社が進出する自動車産業の一大集積地となっている。このため、顧客の自動車関連部材の倉庫保管の需要が今後さらに高まっていくと予想されている。

今回の新拠点開設では、メキシコ日通で蓄積した自動車関連物流のノウハウをもとに基本図面から自社で設計を行い、今後の物流需要の高まりを見越して、メキシコ日通初の導入となるサイドオープントレーラーの荷役も可能な拠点とする。また、ケレタロおよびサラマンカの両拠点を集約することで効率性、収益性を向上させるほか、顧客の生産ラインに同期した高付加価値サービスの提供が可能となる。

●新倉庫概要
住所:Parque Industrial Colinas de Apaseo, Apaseo El Grande, Guanajuato Mexico
構造:鉄骨造、平屋建て
敷地面積:6万2,501平方メートル
延床面積:1万7,092平方メートル
(内訳)
 倉庫面積:1万4,112平方メートル
 事務所:480平方メートル
 庇部分他:2,500平方メートル
開業予定:2020年8月

●立柱式の様子(上)、スパナ締めを行う鈴木社長(中)、新倉庫イメージ(下)

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