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パナマが東京MOUの21番目の正式メンバーに決定

2019/10/25

国土交通省は10月25日、世界最大級の船籍国のパナマが3年間の準加盟国期間および所定の審査を経て、東京MOUの21番目の正式メンバーになることが全会一致で承認されたと発表した。

東京MOUとは、寄港国による外国船舶の検査(PSC:ポート・ステート・コントロール)に関するアジア・太平洋地域の協力体制で、10月14日~17日の期間に北太平洋のマーシャル諸島の首都マジュロにおいて開催された東京MOUの年次会合「第30回PSC委員会」で決定された。

同委員会は東京MOUの活動状況を検討し、今後の活動内容を決定するため、毎年開催されている。

また、東京MOUの活動内容に関する技術的事項をあらかじめ検討し、PSC委員会に報告する技術作業部会が同委員会の開催に先立ち10月10日~11日に開催された。

今回のPSC委員会の主な結果概要は以下の通り。
・毎年テーマを決めて実施する集中検査キャンペーンについて、復原性(2020年)、STCW条約(2021年)に続き、2022年は火災安全をテーマにパリMOUと合同で実施することが合意された。
・技術協力事業の報告において、日本が受け入れ国として積極的に貢献してきた研修事業に対し、高い評価が得られた。

●今回のPSC委員会に関するその他詳細
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001313943.pdf

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