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日通の現地法人、上海市の新倉庫建設に着手

2019/05/24

日本通運(株)は5月24日、中国現地法人の日通国際供応鏈管理(上海)有限公司が上海市青浦工業園区内に新倉庫の建設を開始した。

4月25日に開催された青浦II期倉庫定礎式には、上海青浦区経済貿易委員会の許诺副主任、上海青浦工業園区発展(集団)有限公司の程小钧副総経理をはじめ、パートナー企業等を来賓に迎え、同社からは堀切智取締役専務執行役員、東アジアブロック地域総括の杉山龍雄常務執行役員らが出席した。

上海市西部に位置する青浦工業園区は1995年に開設された上海市の重点支援市レベル工業園区で、電子、バイオ、ハイテク企業が集積していることに加え、上海市の中心部まで50分圏内という好立地にある。

また、生産地として発展中の江蘇省各都市と上海を結ぶ高速道路に隣接しており、物流の戦略地域として注目され、倉庫需要が高まっている。

日通国際供応鏈管理(上海)は同地域での国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、空調施設を利用した保管・配送等、顧客のあらゆる物流ニーズに応えるため、既存倉庫の敷地内に隣接する形で倉庫の新設を決定した。

●新倉庫の概要
住所:中国上海市青浦区新技路168号
No.168, Xin Ji Road, Qing Pu District, Shanghai 201700 P.R. China
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造、3階建て
敷地面積:4万5,000平方メートル
倉庫面積:2万4,000平方メートル ※隣接する既存倉庫1万5,000平方メートルと合わせて計3万9,000平方メートル
主要設備:高床ホーム、ドックレベラー、24時間警備
開業予定:2020年3月

●定礎式の様子(上)、挨拶する杉山常務執行役員(下)

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