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YGL、駐在型BPOを含むトータル物流サービス開始

2018/12/04

ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(株)(YGL)は12月4日、グローバル事業を展開する企業向けに、調達から製造、販売までのあらゆる工程でのITシステムの活用や駐在型BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を含むトータル物流サービスの提供を開始したと発表した。

今回のサービスは、ストレッチブロー成形機業界のパイオニア企業としてインドで20年以上の製造実績を持つ日精エー・エス・ビー機械(株)がインド生産子会社のASB INTERNATIONAL PVT.LTDの工場で採用。第1弾として、倉庫内の見える化による最適在庫管理等、物流の品質向上と業務効率化に貢献する。
 
●サービス概要
同サービスは、3PL事業者が提供しているようなロジスティクスや輸送サービスのアウトソーシングに加え、顧客のサプライチェーン全体を見直すコンサルティング業務等、物流戦略の立案も含まれている。さらに駐在型BPOを行うことで、常に事業環境に合わせた最適な物流戦略の立案を顧客とともにスピーディーに実行する。

(1)経営視点からのサプライチェーン全体のコンサルティング
経営陣の想い、経営方針に合わせて、コンサルティングの方向性、スコープを決めていく。定期的に進捗・課題を報告し、顧客の方向性との乖離がないか確認する。

(2)課題の洗い出し
実際の物流現場に入り、現場のオペレーションを確認し、課題を抽出。顧客と物流事業者、双方の視点から課題を在庫・コスト・業務プロセス・コンプライアンス等の分野に分けて洗い出す。

(3)ソリューションの提案・実行
顧客と一緒に課題を解決するためのロードマップを示し、ソリューションを提案・実行する。

(4)駐在型BPOの実施
継続的にサプライチェーンのソリューションを提供し、持続的な改善を続けるために駐在型BPOを実施する。

●サービス導入メリット
(1)YGLの駐在型BPOによる、事業環境に合わせた最適なサプライチェーンの確立。

(2)物流業務をアウトソーシングすることで自社の経営資源をコア事業領域に集中。

(3)サプライチェーン全体の可視化によるプロセス効率化・コスト削減と顧客満足の向上。 
 
●トータル物流サービスの概要図

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