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日通、モロッコ王国で日系フォワーダー初の営業を開始
日本通運(株)の現地法人である欧州日本通運(有)は、モロッコ王国のカサブランカ市に、モロッコ支店を開設し12月1日(金)から営業を開始した。
モロッコでは、経済特区の制度があり積極的に外資系企業を誘致しており、日系自動車部品関連企業も多く進出している。近年、同国では北部地域のタンジェ地中海港をゲートウェイとした、北部アフリカおよび西部アフリカにおける物流ハブとしての地位を確立すべく、政府が戦略的な施策を展開している。
また2017年1月に合意されたアフリカ連合(AU)への復帰を契機に、欧州のみならずアフリカ諸国との経済的な結び付き強化、欧州とアフリカ諸国のさらなる物流でのつながりを見据え、欧州ネットワークをアフリカ域内まで拡大し、物流ビジネスの展開を図る。
今回のモロッコ支店は、2017年8月のケニア支店に続くアフリカで2か所目の営業拠点。モロッコ支店開設により、同国および北アフリカ地域での顧客ニーズに対応できる体制を整えてアフリカ市場へ積極的に進出、グローバルロジスティクス事業の更なる拡大に努める。
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