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凸版印刷、インドネシアで軟包材強化
凸版印刷(株)は8月24日、インドネシアで軟包材事業を展開する大手事業会社のPT.Karya Wira Investama Lestari(KWIL)と資本業務提携契約を締結した。これにより凸版印刷はKWILの事業子会社であるPT.Karya Konvex Indonesia(KKI)の51%の株式を取得。インドネシアで軟包材事業を手がける、凸版印刷の子会社PT.Indonesia Toppan PrintingとKWILの子会社はKKIの傘下となった。
近年の経済成長が著しいASEAN地域では、生活者の所得向上に伴うライフスタイルの変化を背景に、軟包材市場が年率約10%超のハイペースで成長しており、なかでもインドネシアは包装材市場全体に占める軟包材の割合が高く、4,000億円を超えるASEAN最大の市場規模を誇る。
凸版印刷は、ASEAN地域へのグローバル展開においては、インドネシアで1973年より軟包材、タイで1990年より紙器の製造・販売を行い、タイで現地の総合パッケージング企業であるTPNグループと資本業務提携を締結、軟包材事業にも参入している。
凸版印刷が持つ高付加価値な機能性包材の開発・製造技術と、KWILが持つインドネシアでの事業ノウハウを融合することで事業シナジーが図れるという両社の意向が合致したことから、この度の資本業務提携契約に至ったもの。
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