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ロックフェラー、米国で3つの物流施設開発プロジェクト
三菱地所(株)は8月9日、米国子会社であるロックフェラーグループインターナショナル社(RGI)は、今般、ニュージャージー州ピスカタウェイ・タウンシップ及びカリフォルニア州ペリス市並びにサンバーナーディーノ市にてそれぞれ検討を進めてきた、物流施設の開発プロジェクトを始動したと発表した。
米国の物流施設マーケットは、昨今のeコマース需要増を背景に継続して成長を遂げており、今後も、先進設備を備えた消費地に近く交通アクセスに優れる好立地での物流施設へのニーズ増大が期待されている。
こうした市場環境を踏まえ、RGI社は、米国内の最大消費地であるニューヨーク市に近く、多くの企業が拠点を構える東海岸のニュージャージー州ピスカタウェイ・タウンシップ所在の約93haの土地において、延床面積約20万平方メートルの物流施設「RockefellerGroupLogisticsCenter」を2017年8月に着工。総事業費は約250億円で、2018年から2020年にかけて順次竣工を予定している。
また西海岸では、ロサンゼルス市郊外において、2つの物流施設の開発プロジェクトに着手。ペリス市所在の約28haの土地では延床面積約13万4,000平方メートルの物流施設「Optimus Logistics Center」を、サンバーナーディーノ市所在の約7.6haの土地では延床面積約3万9,500平方メートルの物流施設「Tri City Industrial Complex」を、それぞれ2017年8月に着工。2プロジェクト合計の総事業費は約170億円で、両物件とも2018年中に竣工予定。
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