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DHL、越境eコマース市場についての報告書を発表
DHLExpressは2月22日、オンラインでの海外向け製品提供に関し小売業者と製造業者に著しい成長機会があることを示す調査結果を発表した。報告書『The21stCenturySpiceTrade:AGuidetotheCross-BorderE-CommerceOpportunity(21世紀の香辛料貿易:越境eコマースがもたらす事業機会へのガイド)』では、成長の可能性が最も高い市場と製品、海外からオンライン購入を行う顧客の動機と嗜好、そして海外事業の拡大を望むオンライン小売業者の成功要因について詳しく検証している。
報告書は、越境eコマースの、国内eコマース比2倍となる、2015-2020年年平均貨物取扱量の25%増加(3,000億米ドルから9,000億米ドルへ)を予測するなど他の小売市場では類を見ない高い総成長率を示していると述べ、オンライン小売業者は販売対象を海外の顧客に広げるだけで売上を平均10~15%上昇させている。プレミアムサービスの提供などによって、その上昇はさらに後押しされ、オンラインショップに急ぎ配送のオプションを導入している小売業者および製造業者は、導入していない業者にくらべ平均1.6倍の速さで成長している。
DHLジャパン(株)代表取締役社長の山川丈人は、「日本発着のDHLエクスプレス取扱越境EC貨物は著しい伸びを見せており、これは多頻度小ロットでスピーディな輸送を信頼性の高いトレーサビリティで実現する国際エクスプレスサービスがお客様から高く評価いただいていることの証にほかなりません。国境を越えて商品を求める越境EC市場の活況は今や世界的な潮流となっており、DHLは業界最高クラスの国際輸送サービスの提供により、急成長市場に進出する日本企業のビジネスの成長を強力にサポートしていきます」と述べた。
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