2016/11/17

SGホールディングスグループは11月17日、海外事業統括会社であるSGホールディングス・グローバルPTE. LTD.のベトナム現地法人のSG佐川ベトナムがドンナイ省・ニョンチャックⅢ工業団地で建設中のマルチテナント型大型物流施設「SG佐川ベトナム・ディストリビューション・センター（SGVDC）」が完成したと発表した。11月1日から営業を開始し、11月15日には関係者や取引先など約170名の来賓を迎え、開所式を執り行った。

同センターはカットライ港やカイメップ・チーバイ港から約30～35km、南北高速道路の最寄りインターから約10km、また2025年に開港予定のロンタン新国際空港から約20kmと物流拠点としてはメリットが大きなロケーション。

温度帯施設を設置（冷蔵－5℃～＋5℃・冷凍－18℃～－25℃以下・常温10℃～15℃）することにより生鮮品や医療品のロジスティクス事業を可能とし、さらに保税倉庫区（申請中）を併設して、幅広いニーズに対応する。またSG佐川ベトナムのBtoB、BtoC配送ネットワークや通関機能を活用して国内外サプライチェーンに高品質サービスの提供も可能となる。

●SGVDC概要

敷地面積：44,000平方メートル

延床面積：29,000平方メートル

一般倉庫：8,100平方メートル

保税倉庫（申請中）：7,000平方メートル

冷蔵・冷凍：2,300平方メートル

物流加工：6,300平方メートル

その他：5,300平方メートル