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UEC、中国大手越境ECプラットフォームで日本の名産品を販売

2016/09/29

越境EC専業サイト「匠品(The Takumi Store)」を展開する(株)Unitedly EC(UEC)は9月29日、中国の大手越境ECプラットフォームである「京東全球購(JD World wide)」にも、日本各地の企業が有する名産品を出品できる同名のストア「匠品(The Takumi Store)」を新たにオープンすると発表した。

これは「日本旅行/現地の日本人が買っている本物を体験する」をコンセプトに、日本以外の諸外国在住のユーザーが、あたかも日本の観光地や物産を現地で購買している感覚で購買できることを狙ったインターネット上の通販サイト。

越境ECは年々高まりを見せており、信頼ある日本の「本物」に対するニーズが高る一方、円高の進行で一時のいわゆる外国人観光客による爆買いに変調が生じている。またその他の外国消費者の消費行動も、単なる日本製ブランドではなく、日本製でなおかつ「本物」であることを理解し、納得して購買する方向にシフトしてきた。

これまで越境ECへの新規参入は、言語の問題や物流・通関の問題、さらには信用リスクの問題等により、ある程度以上の規模のある企業に限られたが、UECのプラットフォームによりわずかな初期費用を除き、完全成功報酬型の料金および物流費での出品が可能となり、非常に容易なものとなった。

同社は今後、日本全国で“本物”を提供するすべての事業者に対してサービスを開放し、T-Mall Globalをはじめとする中国の他のプラットフォーム、さらにはアジア全域のプラットフォームへ「匠品(The Takumi Store)」を展開していく。

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