[最新ニュース] グローバル
日通、トルコ向け航空混載輸送サービスを開始
日本通運(株)は9月27日、日本発トルコ・イスタンブール向け航空混載サービスとして、同国アジア側に位置するサビハギョクチェン国際空港を利用した「ANADOLU EXPRESS」を9月からサービスラインアップに追加したと発表した。
同国における多くの製造業は、ボスポラス海峡を挟んでアジア側に拠点を構えているが、通常のトルコ向け国際航空貨物は、ヨーロッパ側に位置するアタチュルク国際空港に到着していた。今回、アジア側のサビハギョクチェン国際空港に貨物を到着させることで、ボスポラス海峡周辺の慢性的な渋滞を回避し、配達にかかる時間を最短で1日短縮できる。
また、同国際空港を利用することで空港到着以降の距離が短縮され、配達費用をおよそ20%程度削減することも可能となるほか、同サービスによって緊急貨物の納期内輸送を実現し、有事の際は代替プランとしても利用できることから、BCPの一つとしても有効としている。
●サビハギョクチェン国際空港の位置(上)、想定タイムスケジュール比較(下)
|↑一覧に戻る|