[最新ニュース] グローバル

センコー、ケンタッキー物流センターの規模と機能を拡大

2016/08/10

センコー(株)の米国子会社SENKO(U.S.A.)INC.は米国中東部での事業強化を目的として、ケンタッキー物流センターの増築工事を進めてきており、8月9日から増築部分の営業を開始した。

今回の増築工事では従来6,400平方メートルだった保管面積を3倍近い18,000平方メートルに拡張、冷蔵倉庫の拡張と合わせて冷凍倉庫も新設、冷蔵・冷凍倉庫を合わせた低温部分は1,300平方メートルから3,900平方メートルに拡張した。

同社の北米事業は、米国の製造事業所の集積地である東部地区の自動車産業や食品産業をターゲットにSCMの輸配送拠点として拡大を図っている。特にケンタッキー州は米国東部の中心に位置する物流ハブ拠点である事から、2011年に物流センターを開設、日系企業や現地企業などの顧客に保管や配送などの物流サービスを提供してきた。

同施設は今後、食品やケミカル製品などを対象に高付加価値な低温物流サービスを拡大させると同時に、アメリカ~メキシコ間の越境輸送の起点としても重要な拠点であることから配送機能も一層強化していく。

●施設の概要
名称:ケンタッキー物流センター
所在地:3600 Corporate Drive, Winchester, KY 40391 U.S.A.
建物構造:鉄骨造・平屋建
敷地面積:58,900平方メートル 
延床面積:18,000平方メートル(既存6,400平方メートル、増築11,600平方メートル)

ケンタッキー物流センター外観

|↑一覧に戻る|