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仏自動車部品大手、調達合理化にOpenText採用
米国OpenTextは1月、自動車内装と排ガス制御技術のグローバルリーダーであるフランス自動車部品大手のフォルシア社が、膨大な情報の管理・アクセスと調達業務の効率化に向けて、「OpenText Vendor Invoice Management (VIM) for SAP Solutions」を導入したと発表した。
フランスに本社を置き、35か国・300以上の拠点で11万5,000人近くの従業員数を誇るフォルシア社の自動車技術は、安全でパーソナライズされ、環境にも配慮した交通手段の発展に寄与している。同社では、財務プロセスにおける重要事項を強化し、標準化するソリューションが求められていたことから、OpenText Vendor Invoice Management for SAP Solutionsの導入を決定した。
OpenTextによれば、OpenText Vendor Invoice Management for SAP SolutionsはSAPの顧客企業を対象に、調達から支払いまで(Procure-to-Pay/P2P)と受注から回収まで(Order-to-Cash/O2C)の業務を合理化。請求書、見積書、受注確認書、納品書、注文書、送金通知書といった関連ドキュメントのすべてを対象に、受領、管理、監視、ルーティングのプロセスを最適化することで、フォルシア社は年間200万件にのぼる財務に関する業務情報のうち、すでに80%のデジタル化に成功している、としている。
こうしたデジタルトランスフォーメーションによって、フォルシア社ではグローバルで情報の管理・アクセス・使用能力が向上。また、必要な時に必要な場所で人やアプリケーション、システムと情報を結びつけることで、継続的に手作業の要件を軽減しつつ、コラボレーションの強化と効率化を推進し、成果を上げている、としている。
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