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大和ハウス、大阪初のマルチテナント型物流施設着工

2019/10/04

大和ハウス工業(株)は10月1日、大阪府茨木市で保育施設を併設したマルチテナント型物流施設「DPL茨木」を着工した。 

今回開発する「DPL茨木」は複数のテナント企業様が入居可能なマルチテナント型物流施設で、テナント企業の職場環境整備の一環として、従業員向け保育所やカフェテリアを併設している。

●「DPL茨木」の特徴
(1)交通アクセスに優れた立地
立地面では、名神高速道路吹田ジャンクションから約1.8kmと近接し、関東・中部エリアだけではなく、九州エリアへのアクセスも容易。物流エリアの広域化・複雑化が進む中、テナント企業様のニーズに応えることができる。 

(2)「職育近接」テナント企業様の職場環境整備を支援
テナント企業の従業員が仕事と子育てを両立できるよう、同施設で働く従業員専用の保育所を施設内に併設する予定で、保育所は最大40名を受け入れる計画。施設内に保育施設があるため、親子で通勤できるほか、子供の緊急時にも保護者が対応しやすい。また、オリジナルビュッフェを提供するカフェテリアを設置することで、テナント企業の従業員の職場環境整備にも貢献する。 

(3)大和ハウスにおいて大阪初のマルチテナント型物流施設
地上4階建て、延床面積5万8,154.31平方メートル、最大4社のテナント企業が入居できる。 マルチテナント型物流施設は複数の企業の入居を想定した汎用倉庫で、テナント企業は建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開することができるのが特徴。自社専用に建設するBTS型物流施設と比べ、事業開始までの期間を短くすることができ、物流 ニーズの多様化により、急速に変化する事業環境の中でスピーディに事業を展開することができる。

(4)44台分のトラックバースを設置
施設全体で10tトラック44台分のトラックバースを完備。テナント企業の作業効率を最大限に高めた物流オペレーションの提案が可能な物流施設。
 
●建物概要
名称:「DPL茨木」
所在地:大阪府茨木市丑寅一丁目200番1
交通:阪急電鉄京都線南茨木駅、大阪モノレール南茨木駅から徒歩13分
敷地面積:2万7,820.05平方メートル
延床面積:5万8,154.31平方メートル
賃貸面積:5万245.45平方メートル(1区画の面積約1万3,000平方メートル、各階1テナント)
構造・規模:RC造一部S造、地上4階建て(1階~4階 倉庫、1階 保育施設等)
建物用途:マルチテナント型物流センター
建築主:南茨木特定目的会社(大和ハウス工業100%子会社)
総合計画:大和ハウス工業(株)
設計:西松建設(株)
施工:西松建設(株)
着工日:2019年10月1日
竣工予定日:2020年11月30日
稼働開始日:2020年12月1日

●「DPL茨木」外観パース(上)、開発地の地図(中)、保育所(イメージ)(下) 

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