マイクロテクノロジー(株)は3月2日、駐車場運営・管理会社のパラカ(株)に通信機能付OBDII端末で位置情報や走行速度・距離などの車両状況をリアルタイムに管理できる「ProPosition」システムを納入したと発表した。
パラカでは、営業車両を利用する際、営業担当者が紙ベースの乗車日報を記入して提出する必要があった。また、管理部は送られてくる乗車日報を1件ずつ表計算ソフトに手入力して管理していた。管理する・管理される側双方にとって煩雑な事務作業となっていたが、乗車日報が営業車両の利用実態を把握する唯一の手段でもあった。
今回導入したシステムにより、パラカでは効率的な営業車両の一括管理が可能となっただけでなく、運転者に安全運転を促すという効果をあげることが可能になった。
マイクロテクノロジーは、今回のパラカのような社用車への導入や、そのほかリース車、大型車両(24V対応)、建設機械、二輪バイク、福祉車両車などへの導入、さらにはProPositionを利用したアセットトラッキングサービスをコンテナ、近海船舶、建設機械アタッチメントなどへ展開を増やしていく予定だ。
●ProPositionなら早期導入が可能な理由
1.圧倒的な低価格
・サービス導入初期費用(OBDII対応端末含む:27,800円)
・月額費用:980円/デバイス(最低10台から)
※SIMカード通信費用は含まず。
(300円/月額での用意も可能)
2.無償で2週間のトライアルサービスを提供
3.取付け工事不要、車両にOBDII端末を挿すだけの簡単設置
4. OBDII端末以外にも車両情報を取得出来る端末も提供可能
●ProPositionの機能
リアルタイムに車両管理、燃費削減、事故や危険運転の発生を「見える化」
1.リアルタイム車両管理
複数の登録車両の位置情報をリアルタイムに地図上に表示
2.各種通知機能
速度違反や指定地域への出入り等に応じて、アラート表示・メール通知
3.走行履歴管理
任意の期間を指定して各車両の運行状況を表示
4.運転統計情報
指定条件によるダッシュボードへグラフ表示
5.タブレット・スマートフォン対応
車両情報がいつでもどこでもリアルタイムに管理者とドライバー双方で閲覧可能