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TRC物流ビル新B棟に大林組の環境技術を適用

2016/06/13

(株)大林組は6月13日、受注した東京流通センター物流ビルB棟(仮称)新築工事において、導入している数々の環境技術について発表した。

これは地上6階建て(延べ面積約17万1,300平方メートル)の最新鋭の次世代・都市型物流施設に建て替えるプロジェクトで、テナントニーズの多様化や建物の長寿命化という時代のニーズに対応するため、将来用も兼ねた設備バルコニーや歩廊を設置するなど、多様な用途に対応可能なフレキシビリティを確保している。
 
同工事に適用する主な大林組の環境技術は、低炭素型のコンクリート「クリーンクリート」の採用によるCO2排出量の大幅低減、支持地盤の深い部分に位置する既存杭の有効利用、杭頭とマッドスラブを完全に固定せず地震発生時に杭頭が回転することで基礎部の負担を低減するする「スマートパイルヘッド工法」の採用など。本工法の既存杭への適用は初めてで、これによる新設杭の本数削減もCO2削減に寄与する。

●東京流通センター物流ビルB棟(仮称)イメージ(上)、スマートパイル工法概念図(下)

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