2016/06/10

ANAグループは6月10日、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」（燃油サーチャージ）の運賃額改定を国土交通省に申請した。 同グループは燃油特別付加運賃を、申請時点直近１か月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直しており、5月1日から31日期間の平均が１バレルあたり55.47米ドルとなったことから今回の改定に至った。

なお今回の改定は7月1日(金)発行分より適用され、日本発の国際線区間（1kmあたり）が下記運賃となる

長距離路線（日本＝北米･欧州・中東・オセアニアなど)：現行＝22円→改定後＝36円

遠距離アジア路線（日本＝ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ・ﾀｲ・ﾍﾞﾄﾅﾑ・ｲﾝﾄﾞﾈｼｱなど）：現行＝20円→改定後＝34円

近距離アジア路線（日本＝韓国・台湾・中国・香港・ﾌｨﾘﾋﾟﾝなど）：現行＝17円→改定後＝29円