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国交省、生産性革命本部の第2回会合を開催

2016/04/12

国土交通省は4月11日、あらゆる分野で生産性の抜本的向上を図るための具体的取組を進めるべく、石井啓一大臣のイニシアティブで設置した国土交通省生産性革命本部の第2回会合を開催、プロジェクトの第2弾を選定した。

今回発表されたプロジェクトは、(1)コンパクト・プラス・ネットワーク~密度の経済で生産性を向上 (2)土地・不動産の最適活用による生産性革命 (3)i-Shippingによる造船の輸出拡大と地方創生 (4)オールジャパンで取り組む「物流生産性革命」の推進 (5)トラック輸送の生産性向上に資する道路施策 (6)観光産業を革新し、わが国の基幹産業に (7)インフラ海外展開による新たな需要の創造・市場の開拓~成長循環型の「質の高いインフラ」の積極的海外展開、の7つ。

発表後、石井大臣(本部長)は「生産性革命は、非効率やムダを排除し、未利用の価値を引き出すことにより、我が国経済の持続的成長に貢献するもの。前回プロジェクトと併せて13個のプロジェクトをさらに磨き、推進して頂きたい」と述べた。また、生産性革命を運動論として広げていくため、4月18日に日本経済団体連合会の榊原会長との意見交換会を実施する。

●会合で発言する石井大臣

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