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国交省、物流システムの国際標準化推進で検討会開催

2016/03/29

国土交通省物流審議官部門は3月28日、「我が国物流システムの国際標準化等の推進に関する連絡検討会」を開催した。

同検討会はアジアにおける経済成長に伴い、質の高い物流に関するニーズ増大が見込まれ、日本の物流企業の国際競争力の強化が求められている中、競争上有利な地位を築くため、オールジャパン体制で世界的な規格の具体的形成等を推進するため設置されたもの。

関係省庁や団体、物流企業などが参加し、検討会の設立の趣旨・国際標準化等の意義を確認した後、アジア各国での宅配サービスの普及状況や、小口保冷輸送の今後の展望などを議論した。

今後、議論を重ね、多頻度・小口配送、定時配送、コールドチェーン、宅配システムなど日本の物流企業が有する世界でも最高水準のサービスやノウハウの規格化・国際標準化を目指す。

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