2016/02/01

UDトラックス（株）は1月29日、取締役会長にボルボ・グループの現商用車販売事業部門（グループ・トラック・セールス）の最高責任者兼UDトラックス（株）取締役のヨアキム・ローゼンバーグ氏が内定したと発表した。3月に正式に決定する。今回の人事はボルボ・グループが1月27日に発表した組織再編に伴うもので、UDトラックスの現取締役会長の坂上優介取締役会長は3月31日付で退任する。

坂上優介氏は2004年に当時の日産ディーゼル工業（株）に入社、専務取締役、取締役副社長を経て2012年3月に代表取締役社長に就任した。2013年にはUDトラックスブランドとして初の新興国向け大型車「クエスター」を投入、2014年にはボルボ・グループ・ジャパン（株）、販売会社のUDトラックスジャパン（株）との3社合併の指揮を執り、日本国内の製造・販売体制の一本化の基礎を築くなど多大な貢献をした。