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三菱化学物流石川社長が年頭のあいさつ 

2016/01/07

三菱化学物流は1月4日、石川甚秀取締役社長が年頭あいさつを行った。包装・資材事業、タンク事業、ヘルスケア事業の拡大に意欲を示しているほか、危険物輸送に関するリスク管理の重要性を示してる。要旨は以下の通り

これまで重点施策の“3 つの G”、“Gemba-ryoku(現場力)”“Group”“Global”に沿って、全員参加の取組みで着実に足元固めを行ってきた。それらをベースに、継続し
て検討すべき課題や環境の変化に柔軟に対応しながら、次なる新中期経営計画「MCLC APTSIS 20」を進めていきたい。

従来の陸運事業や海運事業、フォワーディング事業、燃料・仲立事業に加えて、包装・資材事業やタンク事業やヘルスケア事業をも積極的に拡大推進し、さらにそれらを繋ぐ統合システム”AJIOS”も今年4月から一部が実行に移ることになる。是非、“3 つの G”を常に意識しながら、三菱ケミカルホールディングスグループへの貢献だけに留まらず、国内化学品物流業界での存在感を向上させ、化学品物流日本一をめざしていきたい。
 
物流業界に目を向けると、少量多品種・多業種にわたる商品を一般消費者に届ける物流業務は盛況となっている反面、長距離ドライバーや船員が不足する中、危険物や重量物、長尺物のような輸送し難いものの物流が嫌われる場面が増えるとともに、そのような危険物輸送に関するリスク管理もこれまで以上に重要なポイントになってきている。 もちろん、我々が主に対象とするこのような化学品が、原料等として使用され、変化した後、最終的にいろいろな形で社会に役に立っている訳であり、これら化学品を、安全・安定・確実に顧客に届けるという仕事を通して、荷主様、顧客、そして地域や社会に貢献することが当社の進むべき道であり、「MCLC APTSIS 20」はこの考え方をベースに置いている。

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