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物流連が物流連懇談会開催、田村JR貨物社長が講演

2015/12/08

 (一社)日本物流団体連合会(物流連)は12月4日、第8回「物流連懇談会」の概要を発表した。同懇談会は、物流業界の幅広い会員の参加を得て、会員への情報提供、会員相互の情報交換・交流のために行われている。今年は11月26日に開催され、87名の参加があった。
 
今回は、物流連の代表理事、副会長でもある日本貨物鉄道(株)代表取締役社長の田村修二氏が「JR貨物の現状と将来について」と題する講演を行った。

田村氏は、国鉄改革により誕生した全国ネットワークの鉄道貨物輸送を担う、わが国唯一の事業体であるJR貨物の企業規模、売上高、利益、財務状況の推移などについて歴史を交えて具体的な数値が示しながら説明した。また、現在取り組んでいる経営改革の柱である事業基盤強化や意識改革、組織改革(コーポレートガバナンス)、そしてマトリクス経営管理の導入、「中期計画2016」の目標値を説明した。

JR貨物が抱える課題の紹介と対応策なども具体的に説明され、今後のJR貨物の取り組みに対する会員の理解を深めることとなった。

●講演の様子

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