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国交省、ETC2.0の特車通行許可簡素化でパブコメ開始

2015/11/26

国土交通省は11月25日、2016年1月にスタートする「ETC2.0装着車への特車通行許可の簡素化」の制度(特車ゴールド)を導入するにあたり、パブリックコメントの募集を開始した。ETC2.0の活用促進は、0.3%の重量超過車両が道路橋に与える影響は全交通の約9割を占めるなど、道路を劣化させる要因を減らすためのもので、渋滞や事故を避けた効率的な経路選択が可能となり、物流効率化への効果が期待される。募集期限は12月24日まで。

具体的には当該車両の道路法第47条の2第1項に規定する特殊車両通行許可申請に対して、業務支援ETC2.0 車載器(特殊用途用GPS 付き発話型車載器)を装着し、かつ事前に利用規約等に同意して、当該車両の車両情報や車載器に関する情報を登録した車両注)は、同法第47条の3第1項に規定する限度超過車両の通行を誘導すべき道路(大型車誘導区間)における経路選択を原則自由とする許可を与えるというもの。また、当該車両が道路法に違反して通行している場合を除き、許可更新時の手続きを自動化(申請書を自動作成し、申請者からの同意をもって更新申請される)する。

意見募集の詳細は以下まで。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000580.html

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