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物流連が物流環境対策委開催、東京五輪対策等で討議

2015/10/01

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(一社)日本物流団体連合会(物流連)は9月29日、第8回物流環境対策委員会を霞が関の全日通霞が関ビルで開催した。

委員会開催に先立ち、環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室の森川係長より、外来生物の日本国内での 繁殖による生態系変化の問題と、物資輸送の際の従業員の被害を防止し、外来生物の生息範囲拡大を防止するための留意点について説明が行われた。

その後、与田理事長、玉木新委員長の挨拶に続き、委員会の審議が議事次第に従い、以下の通り行われた。

(1)オリンピック・パラリンピックに伴う大規模施設対策等小委員会
昨年11月に小委員会を設置してからの活動報告に加え、9月14日に国土交通省羽尾物流審議官へ「大規模建築物の荷さばき施設の計画設計方法について(提言)」を提出したことが報告された。 また、その内容の説明に合わせ、今後国土交通省交通政策審議会における審議の動向も踏まえ、関係各方面の 理解を求めつつ検討を継続する方針が確認された。

(2)モーダルシフト最優良事業者賞(大賞) 本年度の応募状況説明の後、来年度以降の募集において、より多くの応募案件を募り、制度の活性化を図るた め、選定委員会において応募要件の見直し・改訂を検討する方針が確認された。

(3)物流環境大賞
第16回表彰概要の紹介と、第17回募集日程の確認が行われた。さらに新規に「物流記者会賞(仮称)」制定に関し、日本物流記者会と検討を進める事が承認された。

(4)グリーン物流パートナーシップ会議
会議のより一層の活性化と裾野の拡大に向け、本年度から応募基準の緩和を行い、より応募しやすい内容とな った点が紹介された。


その他事項として、平成28年度国土交通省物流関係予算概算要求・税制改正要望概要について事務局から説明 が行われた。
 
委員会の様子
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