2015/03/16

(一社)日本物流団体連合会(物流連)は3月13日、2014年年度に設けた「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」の受賞者などを決定した。初めてのモーダルシフト最優良事業者賞(大賞)は、センコー(株)が受賞した。

物流連では2003年からモーダルシフトに取り組む優良事業者を公表してきたが、今年度から優良事業者の表彰を中心とする制度に移行した。大量輸送機関を活用する重要性を踏まえ、他の模範となる事業者を表彰し、モーダルシフトをさらに促進を目指している。

今回応募があったのは10団体19件であり、従来の公表制度への応募件数と比較すると大幅に増加した。受賞者は「モーダルシフト優良事業者選定委員会(委員長：東京女子大学教授 竹内 健蔵氏)」での審議を経て選定された。

大賞を獲得したセンコー(株)の受賞理由は「新規案件開拓に伴うモーダルシフトによる輸送の大幅な効率化」。複数の荷主に対して鉄道輸送による輸送効率化を提案し、3件のモーダルシフトを実施したことが評価された。

表彰式は、3月25日(水)17 時より、都内の霞山会館で開催される。なお、受賞者とならなかった事業者も、応募基準を満たしている場合には「モーダルシフト取り組み優良事業者」として認定・公表を行う予定。