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京浜港の物流効率化で荷主企業と港湾関係者が意見交換

2014/12/10

国土交通省関東地方整備局は12月8日、京浜港物流高度化推進協議会が11月末に開いた「第10回物流効率化に関する荷主意見交換会」の議事概要を発表した。

意見交換会には日清物流(株)や(株)ニトリ、(株)日立物流など12の荷主企業や京浜港関係者などが参加し、議論が交わされた。

渋滞問題では、「港頭地区での渋滞対策をハード・ソフト両面で急いでほしい」「港頭地区での渋滞を生じさせないよう、ターミナルの整備とアクセス道路の整備を並行して進めて欲しい」などの意見が出た。

コンテナマッチングについては、「最近では荷主やフォワーダーではなく、陸運事業者からの要請を受けて行う事例が増えてきている」「労働力不足等を背景としてコンテナ輸送の確保に苦労している。コンテナマッチング・ラウンドユースは、陸運事業者の意向も取り込む形で進めて欲しい」といった要望などが出された。

また、「航路の中心がアジアトランシップに移行しつつあるが、積替時に荷崩れを起こすなどの弊害が発生しており、対応に苦慮している」という報告もあった。

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